従来の治療薬とセミントラにはどう違う?

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猫の腎臓病治療には、これまでACE阻害薬という薬も使われてきました。
ACE阻害薬にはセミントラとよく似た効果があり、アンジオテンシンIという体内物質が特定の酵素の働きによって変換され、アンジオテンシンIIになるのを防ぐ働きがあります。
これにより、アンジオテンシンIIが体内で作り出されるのを抑えて高くなっていた血圧を低下させ、慢性腎臓病の進行を抑えます。
これまで使われていたACE阻害薬とセミントラ、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。

ACE阻害薬とセミントラを比較した場合、もっとも大きな違いになるのが持続時間の長さです。
セミントラは従来の治療薬であるACE阻害薬よりも持続性に優れており、1回の投与で効果が長い時間続きます。
途中で効果が薄れていってしまう心配がより少なくなっているため、安心して愛猫の慢性腎臓病対策に使うことができます。

メーカーが行った臨床試験では、ACE阻害薬は30日間しか効果が続かなかったのに対し、セミントラは180日もの間効果が薄れなかったという結果が出ています。
およそ6倍もの効果が持続すると明らかになっているため、ACE阻害薬よりも長い効き目を期待できます。
従来品よりも、さらに効果的に愛猫の慢性腎臓病を抑えられるのがセミントラの大きな魅力です。